『明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金とは!?』
申請書類の提出期間は、令和6年4月1日(月)~ 4月8日(月)です。
募集内容はこちらからご確認いただけます。
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以下の中小企業者が対象となります。
業種:製造業・サービス業
地域:東京都
期間:毎年4月から2回程度の募集
ポイント:受注型中小企業※を対象にした上限2,000万円の設備助成金
※受注型中小企業とは、最終消費者(再販売する目的以外で財・サービスを購入する消費者)に対し、自己の名(法人名・個人名)で製品・サービスの提供をしていないこと、つまり下請業者を指します。
下請業者は、価格決定や支払サイト等の取引条件面で比較的弱い立場にある場合が多いため、このような中小企業者の自社の技術・サービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発等の取組を支援することで、経営基盤を強化することを目的としています。
ものづくり補助金以外の設備投資助成金として注目
製造業・サービス業の高度化・高付加価値化支援策としては、ものづくり補助金が広く知られていますが、東京都では独自の助成金として、表題の『明日チャレ助成金』の事業を毎年実施しています。ものづくり補助金(通常枠1,250万円)より助成額が大きいため、より高額な設備投資やシステム開発に向いています。
《助成内容》
自社の技術・サービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発等に取組む場合、経費の一部の助成を受けられます。
《対象となる取組例》
次のような例が挙げられます。
- 薄型化・小型化に向け、加工技術の精度向上を図る取組
- 生産ラインの見直しを図り、短納期化や低コスト化を実現するための取組
- 受発注を可視化するシステムを構築し、顧客対応力を向上させる取組
- 外部の技術指導によるサービス提供能力の向上に向けた取組
《採択事例集》
本事業を利用して自社の技術・経営基盤の強化に取り組んだ10事例が掲載されています。
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《助成対象事業者》
■中小企業者(会社・個人事業主)、中小企業団体(組合等)
東京都内に本店があり、令和6年4月1日現在で、引き続き2年以上事業を営んでいる中小企業者等(会社・個人事業者・組合等)
《助成対象期間》
第1回募集は、令和6年7月1日交付決定、令和6年9月30日(1年3か月以内)までの実施期間になります。また通常、第2回募集(7月頃)まであるようです。
《助成上限額、助成率》
■小規模企業区分(製造業20人以下、サービス業5人以下)
助成上限1,000万円(助成対象経費の3分の2以内)
■一般区分
助成上限2,000万円(助成対象経費の3分の2以内)
《実施場所》
自社又は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県に所在する自社工場
《採択企業数》
令和2年度99社、令和3年度76社、令和4年度89社、令和5年度90社が採択されています。
参考までに令和5年度の採択企業と取組テーマの一覧は以下にようになっています。
【テーマ一覧】←クリックするとPDFデータが開きます。
設備投資の補助金としては、ものづくり補助金や事業再構築補助金などがありますが、東京都内で受注型中小企業という条件が合えば、本『明日チャレ助成金』の活用も選択肢となります。
株式会社アステージでは、本『明日チャレ助成金』も数多くご支援していますので、お気軽にご相談ください。
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